ひとつの作品が出来上がるまで------
使用する素材のひとつひとつに物語があります。
様々な国の、ものづくりをする人の手を渡り
沢山の時間を経て、あなたの元に辿り着いたことはきっと偶然ではないのでしょう。
このサイトでは、作品が出来上がるまでの物語<Story>をご紹介します。
ひとつの作品が出来上がるまで------
使用する素材のひとつひとつに物語があります。
様々な国の、ものづくりをする人の手を渡り
沢山の時間を経て、あなたの元に辿り着いたことはきっと偶然ではないのでしょう。
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「mano a mano」という言葉には、”手から手へ”という意味があります。
大切な誰かと手を繋ぐと、自然と心も繋がったように感じます。
手紙を書いているとき、料理を作ってあげるとき、「またね。」と文字を打つとき。
落ち込んだ背中を励ましたり、支えることも出来る。
手は、人の心を繋ぐ大事なツール。
どんなに時代が進化しても、きっと変わらないもの。
様々な場所からやってきた素材たちは、皆個性豊かなものばかり。
それを組み合わせていく工程は、まるでパズルのようです。
意外な組み合わせが思いも寄らない素敵な表現を魅せてくれることも。
素材の仕入れから制作、作品の発送までを一貫して行っています。
仕入れについて、当初は「鉱山で採掘される様子を見てみたい。」という興味本位から始めた試みでした。
しかし実際に各地の村々を訪れてみると、危険と隣り合わせの中で家族を養うために鉱山で働く幼い少年が多く存在しているという現実や、確かな商品へと昇華させる職人のプライドを目の当たりにした時に、そうした背景も含めて、伝えていくことの出来る活動を行いたいと考えました。
そして、様々な人との出会いの中で、自身の目で見て、縁が繋いでくれた素材を使用したい。という思いが制作へのこだわりになっていきました。
富裕層が他国の鉱山を買収して富を得ようとする傍ら、低賃金での労働を強いられる現地の人々と、世の中を少しでも変えたいと思いから、正当な購入対価を支払う「フェアトレード」の取り組みに力を入れています。
フェアトレードは環境にやさしい農業や組合の運営などに取り組む生産者、真摯に品質の向上に励み、よい品質の商品を作り出す人々に対して、適切な代金を支払ったり、長期の取引を保証するものです。
生産者は定期的に安定した収入を得ることによって、自身で社会を改善させる力を持てるようになります。また、作物に関しては土や水に負担をかけることなく、良質な作物づくりに取り組めます。
フェアトレードは1960年代にヨーロッパから始まった運動で、経済的、社会的立場の弱い生産者に対して、通常の国際市場価格より高めに設定した価格で継続的に取引し、発展途上国の自立を促すという、人道的側面が強い運動でした。
現在ではその運動のすそ野は広がり、人道的側面以外でのフェアトレードも注目されています。わたしたちと生産者はともに歩み、より良い社会の実現に向けて活動を行っています。
彩り野菜と花のある生活。
自然との繋がりを大切に。
地球に優しい生き方を。